公認会計士

原田さん

●TACを選んだ理由
TACを選んだ理由は、まず、優れた合格実績です。毎年、多くの合格者を輩出しており、その実績に裏打ちされたTACのカリキュラムをこなしさえすれば、自然と実力がつき合格できるという、安心感がありました。また、TACは全国規模で展開されており、多くの受験生の中での自分の正確な位置を、答練の順位や偏差値を通して把握できるのも、大きな利点だと考え、TACを選びました。

●TAC高松校での勉強は?
TAC高松校では、会計士専用の自習室があり、とても整った学習環境が用意されています。過去の答練や模試がストックされていたり、自分専用の机やロッカーが用意されていたり、自習室には常に誰か受験仲間がいますし、毎日習慣的に学習する環境としては、これ以上ないベストな環境です。
よく、会計士受験は、1日10時間の勉強が必要、と言われます。合格には当然ながら絶対的に多くの勉強時間が必要だとは思いますが、それよりも、効率を重視することも大切です。適度に休憩やオフの日を作り、やるときは集中してやる、ということを意識していました。

●合格に結びついた学習方法
とにかく基礎をおさえることを意識して学習しました。会計士試験では、多くの受験生が解けない難解な問題よりも、むしろ、ほとんどの受験生が正解する超基本的な問題を絶対に落とさないことが、何よりも大切になります。そのためには、トレーニングや答練を数多くこなし、取るべき問題、取れなくてもよい問題を、見極められる眼を養うことが重要です。また、インプット中心の勉強では、理解したつもりになっていても、どうしても不完全な部分が必ず出てきます。そういった点でも、トレーニングや答練といったアウトプット教材中心の学習をするよう心がけました。
そして、何よりも、とにかく財務会計の計算を重点的に学習することが大切です。特に、入門期や上級期の初め、私の場合は、短答式試験の直前まで、とにかく財務会計の計算ばかりを学習していました。企業法や監査論は短期間でも成績が上がりますが、財務会計は何度も何度もトレーニングや答練を繰り返す必要があると思います。私の場合は、トレーニングや答練は、問題を見れば、パッと答えの数字が浮かんできてしまうくらいまで、何度も繰り返し解きました。とにかく財務の計算!これをみなさんにも意識してほしいです。

●受験生へ一言
さまざまな教材に手を出すのではなくて、TACのカリキュラムに含まれた教材を何度も繰り返すだけで、十分に合格できるレベルまで理解は深まると思います。あれもこれもと不安になる気持ちはわかりますし、成績がふるわずモチベーションが下がってしまうこともあるかと思いますが、欲張らず、焦らず、腐らず、今、自分にできることを計画的に、淡々とこなしていくことが、合格への何よりの近道です。
そして、とにかく、校舎に足を運びましょう。家ではなかなか勉強が進みません。きっとこれは私だけではなく、皆さん同じはずです。校舎まで行ってしまえば、あとは勉強するほかありません。そうすれば、気分が乗らない日でも、少しずつ、知らぬ間に集中して勉強できているものです。面倒くさいな、と思った時ほど、校舎に行きましょう。

参加予約:087-822-3313