公認会計士

●TACを選んだ理由
TACを選んだ理由は、自宅から通うことができることと説明会に参加したことです。日商簿記2級に合格した後、TACの説明会に参加し、大学の後輩や同い年の受験生が一生懸命勉強されている姿に心を動かされました。当初は、税理士を目指そうと説明会に参加していましたが、公認会計士の方が、税理士よりも短期間で取得することができることが決め手になりました。

●TAC高松校での勉強は?
TAC高松校では、4年勉強しました。当初の2年は、通学して、DVDを見て県立図書館や自習室、自宅で復習を行っていました。3年目以降は、通学の時間を勉強にあてたかったため、Web講義を利用し、アクセスや答練を受講する際は通学を行うようになりました。

●合格に結びついた学習方法
自分に何ができて何ができないのかを把握して何故できないのかをはっきりさせ、どう対処すればよいのかを明確にし、実行することが合格に結びついたと思います。  この試験は、学習範囲がとても広く、ひと通り学習するだけでも相当な時間を要します。それと同時間以上の復習時間も必要となってきますので、まずは勉強を行う環境を整える必要があります。私の場合は、勉強から離れてそれなりの時間が経っていたので、これを整えるのに時間を要したのが、合格まで時間がかかった原因です。  次に、計算力の向上という課題があげられます。計算の解くスピードが要求される科目もありますので、知っているから解けるというレベルでは合格からほど遠く、簡単な問題や典型的な問題はすばやく行い、時間がかかる問題や初見の問題は手を付けるか付けないかの判断が求められます。十分な演習量を行ってください。 最後に苦手科目や苦手論点を作らないことです。私自身経営学を苦手としていたので、論文試験1回目は足きりにより上位不合格者となりました。2回目の受験の時は、同じ轍を踏まないよう経営学の理論を勉強する日を論文試験直前に数日設けました。苦手なことに挑戦するのは苦痛を伴いますが、目的を達成するためには、避けて通ることはできません。そのおかげで、本年は、偏差値を52以下の科目もなく、ほとんどの科目で科目合格水準以上の偏差値で上位合格することができました。

●受験生へ一言
公認会計士になるための最初の一歩を踏み出すためには、まずこの試験を突破しなくてはなりません。大学生や新卒の方々は、合格すれば大手監査法人への入社も容易かと思います。それ以外の方は、一般企業への就職、転職と同様な状況となりつつあるので、1年でも早く合格できるよう努力を続けてください。

受験生みなさまの吉報をお祈り申し上げます。

参加予約:087-822-3313